Being KDDI,
KDDIは2010年10月で発足10周年を迎えます。
この10年間、飛躍的に発展を遂げてきた国内通信市場は、いま大き な転換期に差し掛かっています。私たちは10年間の発展を支えてき た「KDDIらしさ」の追求により、新たな価値を次々に創造し、大きな 市場環境の変化を追い風に変えていきます。これからもエキサイ ティングな企業であり続けるために。
NEXT KDDI — THE DIFFERENCES
Being More
EXCITING
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IN BUSINESS STRUCTURE
2000年10月、KDDIは長距離通信の第二電電株式会社(DDI)、国際通信のKDD株式会社、および日本移動通信株式会社(IDO)の三 社が合併して誕生しました。その後、移動通信では子会社の合併、固定通信では株式会社パワードコムとの合併や、東京電力のFTTH*1 事業との事業統合などにより、移動通信と固定通信の両方の事業を1社で併せ持つ国内ではユニークな総合通信事業者としての成長基 盤をより強固なものとしてきました。
*1 Fiber to the Home:光ファイバーによる個人向けデータ通信サービス
KDDI—THE DIFFERENCES
KDDIは、総合通信事業者としての独自の経営基盤を駆使し、時代の変革をリードしていくとともに、その先に見据える「アンビエント 社会」の実現に向けて一歩一歩確かな歩みを進めていきます。
移動通信と固定通信の両方の事業を併せ持つ総合通信事業者
73.6%
*423.3%
*43.1%
*4移動通信事業
携帯電話サービス、携帯電話端末販売、 モバイルソリューションサービスなど
固定通信事業 その他事業
市内・長距離・国際通信サービス、
インターネットサービス、ソリューションサービス、 データセンターサービス、ケーブルテレビなど
コールセンター事業、コンテンツ事業、 研究・先端開発、その他携帯電話サービスなど
0 1,000 2,000 3,000 2,863
455 501 484
2,719 2,650
08 09 10
(十億円)
営業収益 営業利益
(200) 0 200 400 600 800 1,000
719
(65) (57) (44) 849 839
08 09 10
(十億円)
営業収益 営業利益
(50) 0 50 100 150 200
167
9
(2.5) 3.5 73
112
08 09 10
(十億円)
営業収益 営業利益
(3月31日に終了した各年度)
*4 分母を各事業売上の単純合計として計算
+
+
DDI
KDD
IDO
2000年10月 3社合併で誕生
au
ツーカー
東京電力 FTTH事業
CTC*3
2001年10月合併
2005年10月合併
2007年1月統合
*2 ジャパンケーブルネット株式会社
*3 中部テレコミュニケーション株式会社
パワードコム
JCN*2
2006年1月合併
2007年6月連結子会社化
2008年4月連結子会社化
連結営業収益構成比 連結営業収益構成比 連結営業収益構成比
for PERSONAL for BUSINESS
5年連続MCPC award*5グランプリ受賞
ブランド統合
放送との融合
モバイル/ ICTソリューション
FMS*6/FMC
料金
コンテンツ
(音楽・映像他) auまとめトーク
auまとめライン KDDIまとめて請求
au→自宅割
au BOX
LISMO!(音楽・映像・書籍)
(音楽・映像・書籍)
ケーブルプラス電話
auひかりビデオ・チャンネル ワンセグ
KDDIビジネスコールダイレクト ビジネス通話定額 auケータイ着信割引
OFFICE FREEDOM
セキュアードFMCネットワーク カスタマイズドソリューション au one
au one net au ひかり
FMBC
Fixed Mobile and Broadcast Convergence
出所:日立総研作成資料を基にKDDI総研作成
I C T
の役割
安全 安心 快適 環境
いつでもどこでも 情報受発信
情報共有 情報コスト低下
業務の効率化
アンビエント社会
(ユビキタス基盤上で進化・成熟)
ユビキタス社会
(2004年 u-Japan構想発表)
インターネット社会
(2001年 e-Japan戦略策定) センサーネット RF-ID
WEB IPv6
モバイルコンピューティング
1995年 2000年 2005年 2010年
IN SERVICES
固定・移動といった通信方式の違いや、さまざまなアクセス手段を意識することなく、多様なサービスやコンテンツを、いつでも、どこ でも、利用可能にするFMC (Fixed and Mobile Convergence)。KDDIは次世代インフラ構想「ウルトラ3G」を基盤に、FMCのさらに一歩 先を行くFMBC (Fixed Mobile and Broadcast Convergence:固定通信と移動通信と放送の融合) への取り組みも進めています。さまざ まなアクセス回線を1社で有する当社ならではの取り組みといえます。
IN VISION
KDDIがFMBCの先に見据えるもの。それは通信が社会のなかに溶け込み、ユーザーが意識せずに高度なICTソリューションの恩恵を 受ける「アンビエント社会」です。移動通信と固定通信の両方の事業を1社で併せ持つ独自の成長基盤を活かし、「アンビエント社会」で求 められる新たな「利用シーン」の創造に取り組んでいきます。
FMBCの取り組み
KDDIが見据えるアンビエント社会
*5 MCPC award P.41
*6 Fixed Mobile Substitution